文二郎帽子店ショップブログ
「エクアドルの今」 date. 2020/06/10
皆さま、こんにちは!オンラインショップ店長 吉田です。
世界的に影響を与え続けている新型コロナウイルス。
パナマ帽体の仕入れ先であるエクアドルでも、
一時は工場がストップし、帽体の供給や輸送が困難と聞いていました。
そのため、今後のわたしたちの仕入れにも大きく影響があるのでは?と
心配をしていました。そんな矢先、仕入先の方より
現在のエクアドルの状況を教えてもらうことができました。
パナマ帽子の産地であるクエンカ。
外出規制など日常生活にまだ制限がある中、感染防止に努めながら
編み工さんの帽体編みも再び始まっているとのこと。
そしてロックダウンをしていた数週間のあいだで、
現地のハットメーカーと編み工さんの取引(注文や決済等)が電子化され、
2世紀以上に渡るビジネスの習慣が一気に近代化されたとのこと。
こちらが編み工さんの現在の様子です。
「エクアドルの(パナマ帽子を含む手編み技術・工芸)の
千年にわたる伝統を未来に向けて維持するため、努力を続けるつもりです」
これはハットメーカーからのメッセージです。
これを聞いて仕入れについても、少し安心することができました。
またこれを受け、今後わたしたちもエクアドル伝統のパナマ素材で良い帽子を作り続け、
日本の皆さんに本物のパナマ帽の良さを知ってもらえるように、
帽子好きの皆さんにBUNJIROWがもっと愛されるように、
努力を続けていかなければならないと改めて感じました。
緊急事態宣言の間は、実店舗そして工場もお休みとなりご迷惑をお掛けいたしました。
これから出来る限り納期も早くなるよう作ってまいりますので、
皆さまのご注文をお待ちしております。