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ハットについて

ハットの取り扱い

特別な注意点

■【つまみ厳禁】

パナマは破れてしまうと元には戻りません。
帽子の脱ぎ被りの際はつまみ部分を持たないでツバを持ってください。
ハットケア ツマミ厳禁


つまみ部分を持ち続けていると山の頂上が裂けてきます。ここまで破れると補修もできません。

ハットケア パナマの破れ ハットケア パナマの破れ



■【水濡れ厳禁】

雨など水に濡れると縮んだり変形しますので、すぐに拭いてください。
リボンも濡れると縮みやすいため、濡れたまま置いておくとパナマもさらに縮んでしまいます。
汗をかいた場合もその都度こまめに、おでことビン皮(スベリ)を拭きましょう。
帽子の表面に汗が染み出るのを防ぎます。

水に濡れたまま置いておくと型が崩れる場合も!       ツバも変形します。

ハットケア 水濡れ厳禁 ハットケア 水濡れ厳禁


汗が染み込むとパナマにもダメージが!
ハットケア 水濡れ厳禁



■【積み重ね厳禁】

帽子を重ねておくと部分的に変形したり、リボンが折れ曲がる等のダメージがあります。
また内側の帽子の汚れ(汗等)が、下の帽子に付いてしまうこともあります。
シーズン中は帽子掛けなどにお掛けください。

帽子は重ねないで!
ハットケア 積み重ね厳禁

上に重ねた帽子の跡                  リボンが折れ曲がることも!
ハットケア 積み重ね厳禁 ハットケア 積み重ね厳禁




■【オフシーズンの収納】

当店のお客様はお送りした箱に、お届けした時と同じ状態で収納していただければ結構です。
収納前には必ず帽子のお手入れをしてください。(次項参照)

お届けした状態がこちら。オンラインショップの帽子はハットケース付きです。(一部商品は簡易の白箱)
ハットケア ハットの収納

※ハットケースは別売りもしています。オリジナルグッズ「文二郎帽子店オリジナル丸箱
箱のないお客様は、ボール紙などで輪を作り、逆さま(=クラウンが下につかないようにトップを浮かせた状態)にして、
ハットケア ハットの収納 ハットケア ハットの収納
箱に入れるか、ホコリよけの袋をかぶせておきます。
フエルトの場合は無臭の防虫剤を入れるのを忘れないようにしてください。


夏の大敵はなんといってもでしょう。
そのまま放っておくとすっかりシミになり、気が付いた時にはもう手遅れ、ということも。
洗濯が出来ないので、その都度こまめなお手入れを心掛けたいものです。

パナマは天然のものですから、色も徐々にあめ色に変化しますし、劣化も少しずつ進みます。
何十年も持つものではありませんが、「お手入れ」をこまめにするのとしないのでは「持ち」は確実に違ってきます。

普段は帽子を脱いだらすぐ、軽くふいて汗や簡単な汚れを落とし、日陰で風を通します。
「汗は染みになる前にこまめに拭きましょう・・・」と言ってもこんなのムリですよね。
気になるシミができるのは仕方のない事です。

まず、水で濡らしたタオルをきつく絞りシミの部分を丁寧に拭きます。
水分が多いと縮みの原因になりますのでご注意下さい。
裏もビン皮(汗止めのリボン、スベリ、スエットバンド)を起こし、丁寧に拭いておきます。
その後もう一度乾いたタオルで水分をよく拭き取り、表のリボンのシワを伸ばし、
全体の形を整えて風通しの良い日陰で乾燥させて下さい。

汗臭い匂いなど気になる方は、市販されている繊維の匂い消し「ファブリーズ」「リセッシュ」など効果があるようです。
その場合は裏から吹きつけて下さい。

水拭きでも取れないガンコなシミなどはベンジンで拭いてもいいようですが、
なるべく専門家に任せた方がいいようです。


冬の大敵はホコリ、汚れです。
この場合もその都度、こまめなお手入れを心掛けて下さい。

柔らかいブラシで毛並みの方向左回りに、クラウンのトップからツバへと丁寧にかけます。
これは週1回程度なら申し分ありません。
ブラシでも取れない汚れは良質のケシゴムで消し取ります。
油脂性の汚れは良質のベンジンでふき取ります。
ただし拭いただけではその部分がかえってシミになったりしますので、回りをぼかすなど注意が必要です。

またフエルトの帽子を自分でチョットだけ型を直したいというような場合、
ヤカンの湯気を利用した簡単な方法があります。
帽子を湯気に当ててから、裏から形を直し、その形のまま冷やします。
ただし、余り広い部分に同時に当てたり、強く当てすぎると
変形してしまって手に負えなくなりますのでご注意下さい。

また、ファーの毛並みを整えたい時やスジが付いた時なども、
スチームアイロンやヤカンの湯気をその部分に当てれば元通りになるのでお試し下さい。

こちらも汚れがひどい場合や型が崩れた際などは専門家に任せた方が良いようです。


当店でお買い求め頂いたお客様には、下記料金でオフシーズンに帽子のクリーニングをいたします。
(夏の帽子は秋冬シーズンに、冬の帽子は春夏シーズンにお預かりいたします。)
お買い上げから2~3シーズン後、型が少し崩れてきてからをおすすめします。

ご注意
・他社製品はお受けしません。(BUNJIROWのブランドネームの入った帽子のみ
・破れているものは更に破れがひどくなりますのでお受けしません。
・汚れやシミは完全には取れませんので、あまりにも汚れがひどいものはお受けしません。
・往復の送料はご負担下さい。
・一旦お受けした帽子も作業の途中でメンテナンス不可がわかることもございます。(経年劣化等の理由)
 恐れ入りますがその場合はその時点でご相談いたします。

ハットケア パナマの破れ
破れているものは、クリーニングをお受けできません。

<ご依頼からお届けまでの流れ>
【1】まずメールかお電話でご連絡下さい
【2】帽子をお送り下さい
【3】1週間以内に金額のお知らせ
【4】約2か月後に仕上がり
【5】発送前日にメールでご連絡
【6】ご返送


基本料金(※税抜価格)
 帽子のクリーニング
 ※クリーニング+型の入れ直し+リボン等付属品交換(すべて新品)
13,000円
※カンカン帽のクリーニングはお受けできません。
※料金はリボンの種類によって上記金額と異なる場合がございます。
※ネーム加工ありは上記の金額に1,500円(税抜)追加させて頂きます。
※その他詳細はお気軽にご相談ください。


BUNJIROW 帽子の型

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