| ハイビジョンギャラリー 【この素晴らしきモノたち】とは… |
古今東西、アートからクラフト、そして生活用品に至るまで「モノ」には見た目の美しさから機能美まで
様様な魅力がある美の世界が広がっている。
切子グラスのキラキラした輝き、万年筆の持つなめらかなラインや斬新なデザイン、大仕掛けのオルゴールから手のひらに乗ってしまうようなアクセサリーとしてのオルゴール…。
又、こうした品々はもの魅力ゆえに、今でも日本各地で生産、創造され続けているのものが多い。
この番組では1回に1つのモノをテーマに、スタジオでそのモノの魅力を十分に鑑賞してもらうと同時に、現在でも作られている現場の姿や製作行程、更にはモノに思いを寄せるコレクターたちのコレクションなどを交えて、日頃何気なく眺めているモノたちの持つ素敵な世界へ人々を誘う。
★今回のテーマ パナマ帽子
★番組内容
○スタジオ マルチカメラでパナマ帽子をショーアップして描く
ゲスト 北村勝彦さん 吉村真理さん 歴史とパナマにまつわるエピソードの披露
○VTR取材 パナマに魅せられたコレクターたちの思いとコレクションの数々を伝える
○湯川秀樹博士のご家族にインタビュー
◎パナマを作る職人たちのこだわりと製作プロセスで見せるプロの技
ここに西川製帽株式会社「文二郎帽子店」
義父の西川義夫、西川文二郎、西川多加子が出演します。
|
| 出演顛末記 |
5月22日
梅雨空もぶっ飛ばす電話が1本。
それは、ナント ! デレビ取材の依頼の電話。それもNHK。
30年帽子作りをしていて勿論初めての出来事だ。
電話先の担当者の丁寧な番組内容の説明を一言一言ノートに取り、間違いがあってはいけないと慎重に答える。
勿論すぐ取材OKの返事をする。
「ヤッター! !」これが一番の感想。
撮影の日まであと1週間余り。色々と夢が膨らむ。
正直言って作業行程のみの撮影なら平常心でやれそうだ。
だが、インタビューがある。これはシャイな僕には苦手 !
どうしょう。今から緊張する。
6月17日(土)
撮影当日。あいにくの雨。
案外小さなワゴン車から機材の積み下ろしが始まる。
スタッフはプロデューサー、カメラマン、照明さん、音声さん、スタイリストの5名。
今日のスケジューの説明があり、いよいよ撮影。
いつもと同じにして下さいと言われたが、余計に緊張する。
文二郎の型入れ作業、父のミシン掛け、工場の中の撮影が一通り終わり、いよいよインタビューが…。
ワー緊張するゥー。 言葉が上手く出てこない。何を喋ったか分からない内に終了。
パナマ帽子の集合を撮るので帽子を並べたらオー圧巻 ! 沢山あるナァー。
次は文二郎と多加子がパソコンの前で相談しているところを撮るそうだ。
普段はホームページの作成やアップロードは自宅でしている。
しかし雨なので移動ができず、会社のパソコンで済ましてしまう。
あれやこれやで都合4時間30分の撮影。
それを編集して5〜6分の出演に !
どんな風に写っているのか、楽しみでもあり怖くもあり…の複雑な心境の今日この頃なのです。
|
| 出演した感想 |
7月17日
リアルタイムで見れないと思っていたが、結局、父がハイビジョン用のTVを買ったので
義父、義母、文二郎、兄の喜一郎、娘、私の6人で見ることが出来た。
番組が始まってもなかなか出てこない。
45分番組で後半の30分も過ぎた頃、やっと大阪東住吉区の工場と紹介される。
普段の汚く・狭い工場内も上手く撮影されていて、結構大工場に見えたりする。ククッ。
NHKなので、「文二郎帽子店」も「西川製帽株式会社」も、企業名は出ないのだ。
父のインタビューがカットになったと事前に連絡があり残念に思っていたが、父と母の顔も出てホッとする。
文二郎の型入れ工程、仕上げ工程なども1カットづつ紹介される。
文二郎のインタビューもイイカンジに写っている。
パナマを作って4代目の文二郎が「新しい職人像」として頑張っている…というコンセプト。
インターネットも紹介される。もちろん「文二郎帽子店」の名前は出ない。
ただ一つ残念なのは、会社のパソコンの汚いキーボードが写ってしまった事だ。
撮影されていても、カメラがどこを撮っているかゼンゼン分からないもの!
スタジオゲストの北村勝彦さんが「西川さんのナワアミパナマ」を大変気に入ってくださる。
「職人の心意気を感じる!」と…。
一つ進呈したいくらいだ。
スタジオに飾ってあるパナマも、机に置いてあるパナマも「西川製帽株式会社」「文二郎帽子店」のものが大半。
とても美しく撮れている。パナマや雑パナマを40点貸し出したんだもの、当たり前かな…。
結局出演はアッという間の数分間。3分もあれば良い方だ。
撮影に4〜5時間もかかったのに…。
TV撮影とはホントに大変なものなんだと実感したのです。
|